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ファミリー・ツリー -血族の秘密-のharuのレビュー・感想・評価

3.5
一家のドロドロすぎる秘密。

レベカとマルクは子供の頃から家族ぐるみの付き合い。ここまで良い感じだったのに、大人になった二人はなぜかいきなり互いの家族の過去をバラし合い、小説を執筆し始める。ところがその過程で、レベカの思いがけない告白により二人の関係に危機が訪れる。

「アナとオットー」のフリオ・メデムが撮ったネトフリ作品。前半のドロドロ具合からは予想できない爽やかな結末で、ちょっとびっくりです。
レベカ家とマルク家の濃すぎる関係に、もうおなかいっぱい。こりゃ小説書きたくもなるわってくらい、濃い濃い濃い〜ぃ!冒頭からちょこちょこアピールされる牛ネタが、まじかって展開になっていくんですけど、タイトルにもなっている「ファミリーツリー」で、ちょー良い映画見た感がすごい。ラストのヴィクトルの涙にはグッときました。彼の娘への思いには、いろんなものがつまってた。
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