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アビゲイルのharuのレビュー・感想・評価

アビゲイル(2024年製作の映画)
3.0
父のために。

身代金目的で、富豪の娘を誘拐した犯罪グループは、リーダーの指示で人里離れた屋敷で、一晩少女を監視することに。ところが2時間後、メンバーの一人が首を切断されて発見される。「屋敷に何かヤベェのがいる…」と警戒するメンバーだったが、果たして彼らは残り22時間生き残れるのか!?

可愛いバレリーナヴァンパイアが、踊りながら大人を食い殺しまくるホラーコメディ。観る前から壮大なネタバレしちゃってるのがもったいなかった感じでしたが、暇つぶしにちょうど良かったです。
オープニングの「白鳥の湖」で掴まれ、バレリーナ誘拐もスムーズに完了。程なくアビゲイルが正体を現したところで、恐怖の一夜が始まります。育ちが良いお嬢様なはずのアビゲイルが、上品さのカケラもなく大人たちをぐちゃぐちゃに食い散らかすところが見どころ。彼女は十字架もニンニクも効かないどころか、日光浴びても再生するし、怪力だし、空も飛べる。体は子供だけど、頭脳は大人だし、誘拐犯たちは瞬殺されるかと思いきや。展開がめちゃくちゃすぎて笑いました。
ラスボスのマシュー・グードが「ザ・ヴァンパイア」っぽくて良かったです。
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