｢薫衣草｣と書いてラベンダーだそうだ。ケリーチャンと金城クンの、全編広東語映画！金城クンがここまでフルに広東語を広東語らしく話している映画は初めて観たかも。
クールビューティー・ケリーチャンと、弟キャラの金城クンは主従関係みたいなもの。金城クン、この時かなり若いのかと思ったら『不夜城』の２年後の映画だった。あんなイケ散らかした大人っぽくてダークでカッコいい役の後で、こんなファンタジー映画で無邪気なアイドル天使の役をやってるなんて驚くなー。ほんと天然アイドル金城武そのもの、あざといわー、このキュートさ。このおバカなタケシは、広東語じゃないと出来ないキャラかも。二人の美しいスターを愛でるための映画みたいなもので、××ing scene は本当にきれい。他にも、意外に細いタケシの腕とか、ストリップダンスするタケシ(脱がない)とか、見どころたくさん。エンジェルとミケランジェロはちゃんと違う人になっていた。
しかし、あそこからどうやって降りたのでしょうね？あと、タケシ、ゴミを漁ったら散らかしたままにしないで片付けようねー！
最初は、こういう映画を作ろうと思い立った動機が謎、と思っていたが、クリスマスムービーと知って納得。映像もずっとキラキラしててロマンチック。大きいチャウチャウの切ない眼も綺麗だった。
