ヒカル

DUNE/デューン 砂の惑星のヒカルのレビュー・感想・評価

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)
4.0
とにかく音が良かったです。

私はIMAXで見ましたが、見に行かれる方は音響設備の整った劇場でどうぞ。映像も満足いくものでしたので見て損したってことはないと思います。

ティモシー・シャラメのサービスシーンが2回あるので、ファンの方には特にオススメします。


以下はだいたい悪口なので、本作好きな人は読まないでください。

ただ、お話としては昔にみたデビッド・リンチ版の方が面白いまであるかと。
(ちゃっちいCGのサンドワームの事しか憶えてませんが、パンフレットも買った憶えがあるので、DUNE初体験だったこともあり世界設定などに感銘を受けたのだと思います。)

少なくとも、ホドロフスキーのデューンでのホドロフスキー爺さんのお話の方が面白かったです。

まぁ、お話のしょうもなさは、音と映像で相殺出来ると思いますが、ティモシー・シャラメ及びジェイソン・モモアのアクションシーンは期待外れで説得力皆無でした。最近見たのがシャンチー、007と良質であった為、どうしても比較してしまいます。ホドロフスキー爺さんの息子にアリータ方式で主役をやってもらった方が良かったんじゃないでしょうか。

本作で1番驚いたのは、劇伴音楽が良いなー、ハンス・ジマーを超えたな誰や?と思ってたらエンドロールでハンス・ジマーさんだったことです。この3年で同じくハンス・ジマーのダークフェニックスのサントラを歌なしのサントラとしては1番聞いたのですが、本作のサントラもヘビーローテンションになりそうで、劇伴を聞くためにもう一回行くかもです。
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