あー...これは賛否両論ありますわなぁ。
映画館で映画を見終わった瞬間の現実に引き戻される感じが非常に苦手で。
この映画ではラスト10分で一気に目を覚まさせてもらって、エンドロールが終わった後のいつもの感じがなくて済んだので、まあありがたかったかな、と。
時間を無駄にした、お金を無駄にしたとはどうしても思いたくない、わけで。笑
まあ、これはドラクエがここまで歴史を作ってきたからこそ、できた作品だよね。
去年とかの作品だったらこういうオチは絶対できないもん。
主人公の性格や、ヘンリーとの関係性、ビアンカの性格、「今回」、ビアンカと結婚に至るまでのあれこれでかすかな違和感があったのが、あのオチでようやっと腑に落ちた。
「大人になれ」ね、なるほど。
うるさい!大人だよ既に!!笑
ドラクエをやったことがない人に「ドラクエってこんな話だよ」ってすすめるための映画なら、ありかも。
ラストのオチも受け入れてもらえそう。
何だろうこの心の中のドラクエの思い出を無理やり引っ張りだされて、土足で踏まれて、みんなの前で笑われてる感じ。
あぁ結局酷評になってしまった。
言うまでもなく、ドラクエは大好きです。
ラストの「continue your adventure」だけは上手いと思った。ドラクエ3のラストとかけたのね。
ちょっと揉めてしまってる主人公の名前、リュカじゃなくない??
それは設定上で、本当は別の名前だよね?
そうか、名もなき主人公なわけか。
公式のキャラクターで話を作って欲しかったわー。と思いつつ、「公式」なんて実はどこにもいないキャラクターだということに気づいた。
だって、ゲームに感情移入して、どう思うのか、どこでどんな選択をするのかは、ゲームをプレイした一人一人違うわけで、それぞれが主人公なんだもんね。一人一人の心の中にリュカがいる。
それこそがドラクエの良さ。
うん、改めてドラクエというゲームの素晴らしさに気づいた。
その点だけは、感謝。