取り敢えず、この邦題とジャケット写真はいけません!
絶対、思い違いして見る人居るでしょう。
まあ、普通のSFホラー映画では無い。
エロいとこもないしそう面白くも無い。(残念!)
でもなんか、引っかかる映画なんです。
何者なんでしょう?この主人公?
男の声で自分を語ってるから、男らしいけど。
悪魔でも、宇宙人でも無いみたいだし、存在自体が自分でも分からないみたいだし。
かってに、私個人で、哲学的に考察する。
人間それぞれの持ってるけど、実体として考えられない、「意識」?が主人公なのかな?
今、持ってる「意識」が他の人の肉体に移っても意識はそのまま。
意識が独立して存在していて、他の肉体を奪っても、永遠に生き続けてしまう。
他人を犠牲にして。
でもこれって悲惨だよね。愛して女性まで犠牲にしちゃうんだから。
自己の意識と自己の肉体が分離してしまったってことかな。
この映画では、最後にはそんな事に嫌気がさして、本来の年老いた自己に戻る。みたいな事?
そんな風に思えば、なかなか意味深い様な。