りょーこ

赤い闇 スターリンの冷たい大地でのりょーこのレビュー・感想・評価

3.3
真実はいつも一つ

久しぶりに試写会に行って参りました♪

スターリン時代のソ連に潜入した若きイギリス人記者、ガレス・ジョーンズの実話。

ジョージ・オーウェルが登場し、「動物農場」に準えて話を進めていきます。

昨今は芸能人の不倫くらいしか暴けない、もしくは加害者より被害者を追い詰めることしか出来ない、情けないマスコミ。

しかし彼等の本当の使命・責務は、常に疑問を持ち真実を追究し、それを全人類に平等に知らせることなのですよね。

これは真のジャーナリストの物語☆
マスゴミと化している方々は襟を正してご覧頂きたい。



1933年。

ヒトラーに取材したこともあるイギリス人記者ガレス・ジョーンズ。

彼は、世界恐慌の中、スターリンの治めるソビエト連邦のみが繁栄していることに疑問を持ち、単身潜入取材を試みる。

執拗な妨害工作や監視の目をかいくぐり、ウクライナへ。

そこで彼が見た真実とは?
それを伝えることは出来るのか?



地味ーーーーーーーーーー(´ω` )zzZ

実話だし、爽快サクセスストーリィという訳ではなく、たった一人で真実を追い求めていく。。。
それだけなので、静かで少し眠くなってしまいました。

しかし、当時のスターリン、ソ連の人気もあり、世界恐慌もあり、真実を誰も信じようとしなかったモヤモヤは常に感じられる恐ろしさ。

人肉、樹皮を食べてなんとか生きている。
餓えた、負けた人間はそのまま路上に放置。
何百万人が死んだ。

なのにそれらは一切報じられなかった。
信じようともしなかった。
知ろうともしなかった。
公にしようとすれば殺された。

現代でも報じようとしない者、知ろうしない者はいます。
そんな中、情報は氾濫しているのだから、どれを選択し信じるのか、その自由は忘れずに突き詰めていきたいですね。

地味ながら、自分を日本を世界を見つめ直せるような作品でした!


さて、試写会後トークショーがありましたよ~

コロナの影響もあるけれど、淡々と分かりやすく説明して下さる方で楽しかったです♪

今作の続きになるであろう
ジュディ・デンチ主演
『ジョーンの秘密』
をオススメされていたので、こちらもチェック☆