jay

赤い闇 スターリンの冷たい大地でのjayのレビュー・感想・評価

4.0
第二次世界大戦の暗雲が
まだ微かに漂う、
世界恐慌に荒れる1933年、
ジャーナリズムの強い意志を持って
祖国を離れ駆け巡る1人の記者

華々しく繁栄する大国の権力と陰謀、
大手メディアの隠蔽体質と圧力、
そして歴史を変えていくための
言葉を、伝えることの難しさを

身をもって現代の我々に問う
私たちはジョーンズの見る先に
何を想うか。

そしてその意志を
ジョージオーウェルが
動物の世界の物語へと綴る

ただただ面白い。
目の前に広がる衝撃的な真実と
1人の人間としての闘い
その当時は誰も知りえなかった事実
この映画の色んな要素が
我々に強いメッセージを語りかける。
インターネットで世界中の情報を
即座に見ることが出来る
現代を生きる我々が
特に見るべき映画である。
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