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ペトルーニャに祝福をのuliのレビュー・感想・評価

ペトルーニャに祝福を(2019年製作の映画)
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最初から最後まで、これってペトルーニャが女性ってことだけで巻き起こってる出来事なんだよなぁと思うと、全然心がついていけなかった。
ペトルーニャの怒りがすごくわかる。
信仰の深さを聞く場面が何度も出てくるのにイラッとする。信仰していたらなんなのか。していなかったらなんなのか。そんなところを問題にしてるわけじゃない人たちがなんでそんなこと聞くのか。ジェンダーはいつもなにかにすり替えられる。属人的なことにすり替えられる。
でもそれらのバカバカしさに一日付き合って、「私には価値がある」と母親に言うところに辿り着いたのは良かったし、ペトルーニャっぽかった。
最後の雪の中を歩くシーンがすごく可愛かったな。
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