ビートルズは小さい頃からよく聞いていたけど、英語だから未だに歌詞の意味あまり知らないんですよね。
映画では歌詞を思い出そうとしたり会話とリンクするシーンがあったりしたので、ちゃんと歌詞も理解しつつ聞きなおしたいなと思いました。
ビートルズの曲を発表する事でスターになっていくジャック。
やっている事は盗作なので、それによる苦悩も描かれています。
その辺りで出てくるジェームズコーデンの使い方が好き。
楽屋でのあの3人の会話とその後のシーンも含めて、ビートルズの偉大さを改めて感じて不覚にもうるっと来てしまいました。
最終的にジャックが決めた落とし所には素晴らしい曲たちへのリスペクトが感じられてよかったです。
反面、恋愛関連の展開はちょっと微妙だったかなー。
あそこまで紆余曲折させずにあっさりめに描いて、音楽パートを増やしてほしかった。
少女漫画にありがちなかませ犬が不憫。
戦略会議やジュード→デュードは音楽業界への皮肉も含まれているんでしょうか。
なかなか面白かったです。
リリージェームズ可愛すぎる。
あんな幼なじみがいるなんてうらやましい。
それと個人的にはケイトマッキノンがビジュアルもキャラクターも好きです。
事情を知らない彼女からしたらあれはブチ切れ案件。
あの世界ではビートルズ以外にも色んな物が消えているんだけど、なぜそれがビートルズだったのか?そもそも消えた原因は?という点は最後まで明かされないので、そういう細かいところは気にしない方がいいですね。
ビートルズに詳しくなくても楽しめるし、思い入れがあればより楽しめる作品だと思います。