イギリス、サフォークで暮らすジャックは売れないミュージシャン。幼馴染のマネージャー・エリーに励まされながらも、結局は限界を感じ、音楽をやめる決意を固めた。が、その矢先、彼は交通事故に遭ってしまう。そして目覚めたとき、世界が微妙に以前とは変化していた。この世界は、「ザ・ビートルズ」が存在しない世界。エリーや家族にイエスタデイやレットイットビーをあたかもオリジナルでございと弾いてやると、「スゲー才能！」と大感動。やがて「ジャックの名曲」として地方テレビで流れたものをエド・シーランが聴き、そこからジャックに世界的トップアーティストとしての道が拓けていくのだが…
「イエスタデイ」
以下、エド・シーラン曰く、「君はモーツァルトだ。僕はネタバレだ」
➖➖➖
ダニー・ボイルらしい凝った画が正直ウルサく感じてしまう、まごうことなきリチャード・カーティスの純正ラブコメでした。この人の映画って、だいたい最後に大告白してハッピーエンド、みたいな感じで、本作もまさにそう。今回のロッキーは、「ノッティングヒルの恋人」におけるスパイクと同じキャラ。主人公が情けない善人というのも、カーティス印ですよ。したがって、着地もなんとなく想像がついちゃいますね。ビートルズナンバーに対する思い入れとリスペクトが深く、改めて古さを感じないなと思いましたね。
んで、ビートルズ以外に消えたモノ色々も楽しめました^_^
