すごいリアルなんだけどあくまでファンタジー。
その線引きがすごい面白かった。
ありそうなんだけどありえない。「スラムドッグミリオネア」もそうだったけど、そんな雰囲気を作るのがこの監督は上手いのかな。
今でこそなんでもネット検索ができちゃうけど、それが出来ない中であそこまで出来るのは本当に好きじゃないと無理だよな、と。
「いやそんなことで怒る?」とは思うものの、自分の大好きなものをあんな感じでナチュラルにああだこうだ言われたら無理もないのかもしれない。
二人のドラマも、言語化するのが難しいけどなんか観終わった後心地よくさせられる、妙な爽快感の残る、そんな映画だった。