ダニー・ボイル監督のもしもストーリー。
音楽センスと映像センスが素敵な良作です。
売れないシンガーソングライターが、ビートルズの存在しないことになっている世界で自分だけがビートルズの記憶を持ち彼らの曲でスターになっていくファンタジックコメディですが、イマイチ日本で弾けてないのは「ボヘミアン・ラプソディー」のヒットから時間がたっていないからでしょうか。
ヒメーシュ·パテル演じるジャックが超チャーミング。
ビートルズ以外にもコカ・コーラなど事故にあう前は当たり前にあったいくつかのものが存在しないことに気付くたびに必死にPC検索するジャックがイイ。
コメディセンスやライブ映像、エリーとの切ない展開などは素晴らしいです。
マンマ・ミーアといい、もしかしたら音楽が重視される映画にはリリー・ジェームズを起用するのが成功の秘訣なのかもしれません。