良い曲、良い人、良い話なのは結構ですが、「世界にはハッピーで満ちた人しかいない」かのようで、なんだか生きづらそうだなあ、ディストピアみたいな世界だなあと思いました(あれ、なんかそういう目で見ると面白かったんじゃないかと思ってきました)。
これは何が悪いって自分の性根が腐ってるって話なのですが…あーーーーダメだ!
怒りの半分ぐらいは金も才能もないし、見た目も冴えない、優しさがズバ抜けてるわけでもない奴がリリー・ジェームズにしこたま好かれることに対する嫉妬だから流して欲しいけど、無理!無理すぎる!
そもそも主人公は褒められるようなことは何にもしてなかったはずなのに、なんか都合よく全員から「ありがとう」とか言われて何なんだほんと。
<決してこの映画を好きな人を貶めたいなどという意図はないので、それだけはご理解下さい>
でも一箇所だけ、ある人のまさかの登場にはめちゃくちゃギョッとさせられました。
あのシーンはCG技術の為せる技で、良い悪いは別にしても驚きに満ちていて面白かったです。