けろやま

イエスタデイのけろやまのレビュー・感想・評価

イエスタデイ(2019年製作の映画)
2.8
Amazon videoで高評価だったのをきっかけに鑑賞。

世界中で停電が起きた際に、売れないギタリストであった主人公以外(後にほかにも数名いることが分かるが)の記憶から、ビートルズの楽曲をはじめ、いくつか有名なものの存在が消滅した。
その世界で、主人公がビートルズの楽曲を引っ提げてスターになっていくストーリー。
パクった音楽でスターになっていくという、後ろめたさとの葛藤。
売れない頃からマネージャーを務めてくれていた幼馴染との、すれ違い続ける恋愛感情。
この2つをコメディタッチで描いている。

この2本柱の描き方にあまり共感を感じられず、のめりこめなかった感があった。
主人公がノリノリで歌ってたり、急に不安になったりするが、その背景の心理描写が少し淡泊だったか。
恋愛感情、お互いほんとに好きなのか?エピソードがすくなかったかな?

個人的には、さらっと見るにはいいと思ったが、心に残るものがあまりなかったかな。
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