たむランボー怒りの脱出

カニバ/パリ人肉事件 38 年目の真実のたむランボー怒りの脱出のレビュー・感想・評価

3.5
傑作『リヴァイアサン』の監督コンビ、その新作。

全然「真実」とかではなくて、ただただ佐川の顔を面白く撮るというコンセプトのもと作られた映画 (多分...)。明らかに悪意のある接写、ピンぼけ、長回しなどなど、カメラはもうやりたい放題。佐川の顔のパーツをひとつずつ撮っていくところなど、まさしく「切り刻む」がごとし。

全編クロースアップの映画は僕がやってみたいと何度も考えていたことなので、めちゃくちゃ羨ましいと思った。