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風をつかまえた少年のMoscatoBiancoのレビュー・感想・評価

風をつかまえた少年(2019年製作の映画)
3.0
生まれも育ちもロンドンのキウェテル・イジョフォーが初監督&助演(マラウイ人の役)です。
今回はネタの選択勝ちです。
でも本人は主人公の父で、正直だけが取り柄の頑固者の役です。頑張ってれば報われると信じて(?)無駄に頑張ったり、雨乞いの祈りをしようとか言い出す人です。

主人公はアイデアマンです。元々ラジオ修理を商売にしていたりしました。
廃品利活用の風力発電も独学です。なかなかやります。

わざわざ電力に変換しなくても、風車の回転運動を、直接(と言うかクランク入れて)ポンプの上下運動に変えればよいだけでは? とか思ったのですが、細かいことにごちゃごちゃ言うのはケチなヤツの証拠なので止めます。風車とポンプの距離の問題もあるし。

でも水源はちょっと目が点になりました。
(⊙_⊙)
ワイはひょっとしてマラウイ湖から水引っ張ってくるのかと思っていました。それにしては風車がちゃちいかなと。

誰か人が死ぬとやって来る呪術師軍団がいます。ペコちゃんのお面もメンバーです。あの人たちは何を食べて、飢饉を生き延びたんでしょうか。呪術師は何も食べないのかもしれません。

舞台となったウィンべ村の(かなり)東はコタコタ動物保護区、(かなり)西はカスング国立公園になっているので、これ以上の森林伐採は防げるのかな。
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