風をつかまえた少年の作品情報・感想・評価・動画配信

「風をつかまえた少年」に投稿された感想・評価

な

なの感想・評価

3.3
アフリカのマラウイを干ばつから救う為に、少年ウィリアムが独学で風力発電装置を作り出す話。

実話に基づくお話で、主人公ウェリアムが2021年現在で33歳!わずか19年くらい前の出来事なのか🙄

明日生きることさえ難しい国がある。もちろん教科書やニュースで知識としてあるけど、本当の意味では知らない‥泥棒に食料を盗まれるシーンやワンコが亡くなるシーンやお母さんが「次は何を失うの?」と、涙するシーンは最貧国に生きる事しか出来ない人達の苦しみや悲しみがジリジリ伝わってきた。

そんな中でウィリアムの家族や国を想う真っ直ぐな気持ちが美しかった。父親がなかなかウェリアムを理解してくれずもどかしくさせる。でもラストの水が流れ出した時に、息子に優しい視線を送り息子も柔らかい表情になるシーンは心が震えた🥲

キウェテル・イジョフォーがとても大きな存在感を放っていた。

ただもう少しウィリアムがどう独学で知識を得たか、どう仲間達を協力させたかを見せてほしかったかな。もう天才で(間違いなく天才だろうけど)割りと簡単に風車を作り上げてる様に見えてしまった。絶対もっと苦労があったと思う。

知らなければいけない事をたくさん教えてくれる映画。生まれついた土地で、貧富の差が決まってしまうのは残酷な話だ。
Rebel

Rebelの感想・評価

4.3
素晴らしい作品だ。無知を埋めるための教育が、飢餓を生み出す負の連鎖を食い止める。

教育の尊さや政府の腐敗が招く略奪や暴力の恐ろしさも、見事に描いており、そこに少年の風車作りという一縷の希望の光が優しく、鋭く差し込む。

対岸の火事と他人事には思えない作品だ。

2021.80
chiomin

chiominの感想・評価

4.2
実話に基づく映画。

過酷な現実。
なぜにこんなに世界じゅう
格差があるのか。
気候 災害 歴史 文明 産業に
差があるから必然とはいえ
日本が恵まれてるとか
優れているとかでは
決してないけれど
自分たちがみているものと
あまりに違いすぎて衝撃を受ける。

学費が払えないなら退学だと
子どもに直接突きつけられる衝撃。
露骨な差別。
そんな中でも必死で
勉強の機会をつかんだ主人公の少年。

本当の意味の勉強が
村を救い家族を救い
変革を起こした。

普通に学校に行ける環境だった自分は
いったい何をしてきたのだろう。

『わたしたちはいつ力を合わせるの』
のことばがとても胸に響いた。

とても心打たれる映画でした。
20年前の実話を元にした映画。
知識・学問の大切さがよくわかる。学のない人は視野が狭く、選択肢も少なくなる。父親の「とにかく耕しを続けるしかない、無駄だと分かっていてもそれを認めてやめてしまったら本当に飢えてしまいそう」みたいな感じが伝わり心苦しくなった。あと、家の食糧を奪われたシーンとか、カンバが亡くなるシーン悲しすぎる。
あらすじで大体どんな映画かがわかるせいか、風車作るまでの紆余曲折が長過ぎ、風邪作ってからがあっさりし過ぎなように感じた。
かず

かずの感想・評価

3.7
その世界にないものを知って、持ち込もうとするのだけでも変革になる
2001年 マラウイ村の少年ウィリアムは晴れて中学校に入学したものの、担任から学費を全額払わないと退学と告げられる。
折しもマラウイ村は長引く雨期で収穫が望めず、森林を売却する農家が相次いでいた。
その後やって来たのは大干ばつ、森林伐採した後だったので土地が完全枯渇してしまった。
そんな状況で村民は亡くなるか、離村するか、略奪も横行するが政府は助けてくれない。

図書館で勉強するウィリアムは風力発電を知る。
彼はその電気で井戸からポンプで水を汲み上げれば年中作物が育てられる筈と考えた。
担任の先生から発電機を手に入れ実験も成功し、あとは巨大風車を作るのみとなる。
必要なのはウィリアムの挑戦を理解してくれない父親の自転車だった・・・・・・



実話の映像化で多少脚色されているんでしょうが、物語の展開は実に面白かった。
社会環境・自然環境等のバックグランドの描き方も良かった。
更にアフリカの雄大な自然映像も素晴らしかった。
監督は「それでも夜は明ける」のキウェテル・イジョフォー。
Oceans14

Oceans14の感想・評価

4.0
とっても良かった。中学生に見て欲しい。アフリカの様子、勉強することの意味を考えさせられる。実話なんだから素晴らしい。
RunRunRun

RunRunRunの感想・評価

3.5
聞き馴染みのないマラウイというアフリカの国。ほんの20年前なのに科学の進歩に触れることができずに、常に飢えている村があることに驚きます。たった一冊の本で風力発電を知り、小型風車をDIYしちゃう少年は凄いと思うけど貧しさの原因は逆にそんなところにあると思いました。
さや

さやの感想・評価

3.6
ウィリアムが風をつかまえるまでの時間が、とても厳しくて辛かった…
少し前の時代の話ではあると思うけれど、まだ今もこんな生活を強いられている子供達が多くいるのが、アフリカの現実なのだろうと思います。
ウィリアムの周りの大人たちが、目先の儲け話に乗って、環境を壊してしまう、でもそれを簡単に責められないほど、食べるのにも困る生活。
父親も、勉強なんて役に立たないから、働け!という、そんな環境にいながら、学ぶことを諦めず、夢を実現したウィリアムに、感心しました。
自分の興味のあることを学ぶ、教育の機会を当たり前に与えられている私たちが、忘れがちなことですが、それこそが成長の源なのだなぁ、と改めて思いました。

学校に通えなくなり図書館に行った
“エネルギーの利用”という本を読み
風車のことを知り自分で作ろうと思った

神は風のごとく
全てのものに触れる


貴重な食料をいつ食べるか、
家族で会話するシーンがある。
「夜ご飯で食べよう」と母。
「僕は朝ご飯がいい」とウィリアム。
飢えているからだろう、
この会話ですら、命をかけた会話なんだ。


お父さんは、
「昔から失敗ばかりだ」と言った。
ウィリアムはそれを否定した。
「何もかもが失敗じゃないよ-僕はは学校に行けた」


姉が手に入れてくれたダイナモ、
父が譲ってくれた自転車、
それらから見事に風車を作った。

風車はバッテリーを充電し、
動いたモーターが水を運んだ。


水が再び大地に出現したとき、
心が動かされる。
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