世界でも最貧民国と言われるマラウイでほんの18年前に起こった大干ばつ。村が食べることさえままならなくなった時、少年の風力発電が救う実話のお話。
少年が風力発電を実行できたのは、NGOが用意した図書館にあった本で学べたから。
貧困を脱出するにはやはり知恵、教育が必要なのだと改めて思うし、それを助けるためのNGO活動も必要なんだと実感。
ただ、ちょうど『存在のない子供たち』と続けて観て、アフリカの「電気がない、穀物が育たない」というシンプルな貧困の方が解決策もシンプルで希望があるなと気づいた。
シリアのように(ある意味日本も)なんとなく生活できてるように見える方が「見えざる人々」を生んでしまうのだと。
そして何より親の愛が重要なのだと。貧乏でも学校に行かせようとしたのがこの映画。学校には行かせようとしなかった『存在のない子供たち』。
公開時期も被っているし2本観ると色々考えさせられる。