シティポップ風の絵柄はきれいではあるけれど、
それっぽいシーンを並べてるあまり内容の無い感じと合わせて、
短編向きで長編向きではない印象。
歯の矯正をしている少女と「ビーバー」を掛けてるのは感じ悪いし、
現実的な世界の中で描かれる「ビーバー」の犯罪行為は、
嫌な気持ちにさせられる。
人が大事にしてるものを汚すクズ。
恋愛は、関わっていく内に関係が深まるでもなく、
一目惚れでもなく、
周囲(あるいは作品の作り手)に最初からお膳立てされている感じが、
どうも嫌。
「行くよ」の言葉の勘違いも、伝えようとしてしつこく邪魔が入るのも、
わざとらしくて、何か嫌。
作品全体的に、感覚が合わない。