まー

ザ・テキサス・レンジャーズ​のまーのレビュー・感想・評価

4.5
マノス・アリバス!

テキサスレンジャーのケビン・コスナー&ウディ・ハレルソンがボニーとクライドを追うお話。
考えてみたらボニーとクライドを扱った作品は数あれど、彼らを追った側、警察やFBIを描いた作品は観たことがなかったような…
なので、ボニーとクライドを追い詰めたのがテキサス・レンジャーだったとは、全く知りませんでした。

時代こそ違えど、これは「ノー・カントリー」へのアンサーです。いや、違うかもしれませんが、そういう見方をするとスカッとします。テキサスレンジャーなめんな!というウディ・ハレルソンのセリフにめちゃくちゃシビれました。アントン・シガーもこの2人ならなんとかなりそう。
ケビン・コスナーとウディ・ハレルソンはゲキ渋でほんと最高でした。

クライマックス、やっと登場したあの2人の顔になんともやり切れない気持ちに…
ただの勧善懲悪ではない、正義とは何か、彼らの向こう側にあるものに想像力を働かせなければならない作品。

ジョン・キャロル・リンチは見た目全然変わらないなぁ…
まー

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