実は1988年版「チャイルドプレイ」未鑑賞で
これがチャッキー初体験。
正直あの不細工な人形が殺人するって滑稽じゃねと
タカをくくっていたが、思っていたより全然良い。
ていうか面白かった。
主役であるチャッキーは不細工。
アメリカの美的センスでこれにGOが出る意味がわからないが
ともかくチャッキーと少年アンディは
AIと人間ではあるものの確かに友情を築いていく。
しかも結構尺をとって幸福感溢れる形で描かれる。
アンディくんがまた良い子でさあ、
そりゃ子供ならではの無鉄砲さ、無思慮なところはあるものの
知恵と弁がたち勇気と正義感を兼ね備えるまさに主人公。
でも複雑な家庭環境もあってなかなか友人ができず
そこに現れた気さくなAIチャッキーとの友情は本物だったよ。
しかしとある事件をきっかけに
チャッキーってやばい奴かもしれないという事で
アンディはチャッキーと対峙する姿勢になる。
ここで孤独だったアンディにとってチャッキーは友人だったし
チャッキーにとってもアンディは最高の親友だった。
ただやり方を間違えただけで友達同士で殺し合うをし合う、
これがとても哀しいシーンだったねえ。
ホラー映画としても要所を抑えた堅実な作りで
ベタだけど恐ろしい・ビックリするシーンてんこもりで
十分楽しいホラー映画。