このレビューはネタバレを含みます
以前、一緒に映画を作った人が出演してるから鑑賞。関西上映最終日でした。
たしかに、女性という監督の観点があるからこそ生まれるセリフには、興味をそそられた。ただ、男の登場人物は薄っぺらい気がした(男の目線として)。
というか、いろいろ急に展開している中、あともう一捻りなアイディア(役者の行動など)が欲しかった。特にそれを思ったのが、漏らすシーンとゼミの先生が急にレストランに誘うシーン。
結局、あの終わり方は何を伝えたかったのかって考えるけど、「みんな違って、みんないい(悪い)」ていう感じなのかな。めちゃくちゃ変な映画でした。
1番謎だったのが、構成された物語のパートごとの頭に出てくるフランス語(?)の読めないタイトル(日本語字幕はあるけども)。誰に向けた言葉なのか…。と疑問が残ります。ていうか、暗転多すぎ!得意じゃないんです!時間を止めすぎ!暗転前後の時間経過が短いのになんで暗転するのって感じ。お陰で(?)映像が断片的に区切られすぎててあんまり覚えていないんです…。めっちゃ個人的な意見でした。
映画って言葉を綴るのはもちろんだけど、どう展開するかが面白いと思うんです。だから、韓国人先輩のくだりはめっちゃ好きだったし、最後の浜辺でみんなで集まるところは良かった。何より1番、大塚菜々穂さんが演じていた役が魅力的でした。
好きと嫌いが混在してる映画、不思議やわ…。