よっしー

シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッションのよっしーのレビュー・感想・評価

4.0
昨日ネトフリの方観たので今日はフランスのやつ。
せっかくなので字幕版で視聴。
想像してたよりちゃんとシティーハンターしてて笑う。

フィリップ・ラショー監督、「真夜中のパリでヒャッハー」「アリバイドットコム」に引き続き、安定の"いつメン"で見事に実写化してくれました(笑)
相変わらず、女・子供・動物にも容赦ありません(覚悟はしていた)。
毎回、監督自ら主演を担当する自給自足感すごいなぁと思いつつ、今回は特に器用さを感じました。これまでの作品では三枚目なイメージでしたが、冴刃獠の格好すると意外と似合って男前になってしまう…これが西洋人のポテンシャルってやつか…。
香、海坊主、冴子のビジュと演じ方も解釈一致で良かったです。

途中、監督らしい「もうこれシティーハンターじゃねぇだろ」って小ボケが続く時間もありましたが、ご愛敬というか、逆に終始こういうノリで終わるのではと予想してたので、アクションシーン頑張ってたり、香が獠に使った香水の効果のくだりとか、ちゃんと洒落た話になってたこととかが良い意味で裏切られました。

あと後ろに飛ぶカラスの実写も良かったですね。
ラストのGet Wildの使い方とか、全体的に原作へのリスペクトを感じました。
エンディングはなんかモスカウとかジンギスカンっぽい曲に切り替わったけど、フランス人的には日本の歌謡曲のイメージがあんな感じなのかな?笑
よっしー

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