フリーソロのしし島のネタバレレビュー・内容・結末

CGでもフィクションでもなくてこれをやり遂げた人がこの世にいるっていうのが、凄すぎて頭が追いつかない…。
登山のドキュメンタリーみるのすごく好きだけど、やっぱり理解はできない。だから見たくなると言ってもいい。

ラストのクライミングシーン、途中から、あれ…？これやり遂げたから無事に映画になってるんだよね…？滑落しないよね…？と不安になるくらい、その挑戦に不可能を感じた。息を呑みすぎた😂

「私が知恵を絞ればこの挑戦を止められる？」
「できるだけ長く生きる義務があるならフリーソロは諦めるべきだけど、僕にはその義務がない」みたいな事を恋人とやり取りをするシーン。すごく印象的だった。私が恋人だったらその言葉に絶望してしまいそうだな…
何かをやり遂げられる人は、素晴らしいけど時に残酷性すら感じるストイックさをきっと持ってて、誰よりも何よりも真っ直ぐにその何かと向き合えるのかなぁ。
家族や恋人との触れ合いが、挑戦する時の心の鎧を着る邪魔になるというの、きっと事実なんだろうな。だから迷いながらも、でもやっぱりと進んでいってる。
人間って不思議だ、考えさせられた。