このレビューはネタバレを含みます
手汗がやばい。
命綱なしで、断崖絶壁に挑むということ、そしてそれを記録し、仕事としていくこと。
そういう人たちがいるんだなあと何となく知っていても、それは現実として考えられない、フィクションの世界と同じように捉えていたのだと自分自身に気付かされた。
フリーソロをする彼という人を通じてだけでなく、それを支える人、恋人、家族。周辺の人々のことを考えたことなんてあまりなかった。そこが映っていることで、これって現実のことなんだと。認識した。
当たり前なんだけど、これを撮影してる人がいるんだよなっていう。やばいことですよ。
ドキュメンタリーとしても、その映像の凄さとしても、めちゃくちゃにすごい体験だった。夢と死が。あまりに近い距離でそこにあった。
これをみたら、手汗がやばい。びしょびしょ。