冗談抜きでこんな人が世界にいるんですかって思った。
それくらい衝撃的。
ロープなしでクライミングなんてあまりにも危険すぎる。
しかもそのクライミングも、ほとんど足場のない所に僅かなスペースを見つけなんとか足を置いて登ってる。
戦場以外であれほど死と隣り合わせの現場があるのか?
でも、やはり恐れはある。
その恐れを乗り越えるためにはいくつもの準備が必要。
身体をつくることよりも精神をつくることの方が大変だと感じた。
そしてこのドキュメンタリーを撮るにあたり、カメラマンも全員クライミング経験者という精鋭部隊。
“撮られている”という感覚がクライミングに及ぼす影響とは?
本人だけではなく、周りの人の葛藤も描く。
家族、恋人、撮影班。
見ているこっちがヒヤヒヤするよ笑
とんでもない人間だ。
ヨセミテ国立公園は実際に行ったことがあるけれど、あれを登るのはもはやクレイジーとしか言えない。もちろんいい意味で。
ひたすら息を飲む100分でした。