たくや

転がるビー玉のたくやのレビュー・感想・評価

転がるビー玉(2019年製作の映画)
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再開発が進む渋谷を舞台に、3ヵ月後の取り壊しが決まった古いマンションでルームシェアをしている3人の女性たちの物語。
彼女らはそれぞれに夢を追いながらも、悩み苦戦し、前に進もうとする。

“ビー玉”というキーアイテムと、ルームシェアのインテリアなど、視覚的にエモさを演出してくる。この雰囲気は好みで、かつストーリーの導入部分はグッと引き込まれた。若き女性3名はどのように成長していくのか。性別は違うものの、自分が20代の頃の悩みや葛藤を思い出し、共感できるところもあった。

しかし、残念だなーと思ったのは中盤から終盤にかけての展開。
彼女らの成長スピードの遅さと未来に対して真面目に考えてるのかな?と思ってしまった。人生つまずいたりするのは当たり前で、その当たり前を大きな問題として描き、結局それらをどうするのか?の部分があまり共感できなかったなー。
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