なるほど実話ならではという感じ。セクハラされても反応って人それぞれ、とりわけキャリアがかかっているんだから尚更。というところがすごく実話的だった。メーガンとグレッチェンが結局あんまり関わらないところもまた実話的。
ロジャー気持ち悪かったなぁ。
ただ、登場人物多すぎてちょっと理解が追いつかない。皆さんも書いているけど、ケイラという架空の人物のお陰でなんとなくはわかるけど、もう少しマトを絞れなかったものなのか。最後のオーナー家族のやりとりも、何を示唆して表現したのかいまいち私にはわからなかった。
MeToo運動が起こる発端ぐらいのタイミングの出来事かと思いきや、これの方が1年くらい前なのか。いずれにしても、才色兼備の女性たちが戦った勇気に感服いたします。こんな権力者とその人を是として出来上がった社会の中にいて声を上げることがいかにチャレンジングなことか、私が想像する以上だろうなとは思う。
ただ、、なんか、イマイチ浅いというか、もう少しぐさっときてほしかったところがちょっとさらりとしていた感じは否めない。セクハラってあまり大ぴらに言いたくない話が多いという題材的な問題もあるのかもしれないが、やはり登場人物多すぎたんじゃね？と帰結してしまう。
アメリカのテレビ局もこんなに偏った主義を持ってたりするというのは初めて知った。
そしてグレッチェンがニコール・キッドマンだと気づいていなかった。
