やっと観た…(いつか文芸坐オールナイトとかでスクリーンで観れると信じて)
まず"ハイローシリーズ"というよりはユニバースを共有する全く別物の単独した作品になっていて、ハイローシリーズの魅力である外連味を残しつつもちゃんと"社会"を描いていて物語性もあってびっくり。普通に映画作品としてのクオリティはシリーズで1番高い。別にいなくても成立する白洲迅のキャラクターに泣かされる。
ただファンとしてはその単独性が悲しくもある。。新シリーズの幕開け的な側面が大きすぎて、まさか山田裕貴ら旧世代の出番がこんなに少ないとは。(LDH外から這い上がってきたグループなのに、結局LDH色が強くなってしまうというのも少し複雑) 泣く気満々だったのに、クレジット横の画面であっけなく卒業したからがっかり。。村山さん達にもっと花を持たせて欲しかった。せめて最後の決闘シーンで関ちゃんと3人でもっと活躍してくれていれば… あと清原翔のキャラは今後出るんだろうか。キャラより俳優が先に出世してしまった。(回復を祈ってます)
しかしこんなに大多数の新キャラを出しつつそれぞれの魅力が短時間で伝わってくるのが凄い。続編がないともったいないレベルの尺だけど。そして川村壱馬の主人公力が素晴らしくて、これは新シリーズを牽引できるなという安心感がある。神社前での志尊淳とのシーン良かったなぁ。。
ラストの団地でのアクションシーンも、敵のビジュアル含めて最高だった。(アクションはやっぱりスクリーンで観たかった)
