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パリの家族たちのsayuki64のレビュー・感想・評価

パリの家族たち(2018年製作の映画)
3.0
filmarksの試写会で鑑賞
色んな母と子が、パンドラの箱から、わんさかでてくる、あるいみ、ドキュメンタリーみたいな映画だった。
後半、三人姉妹と認知症の母との、とある場所での食事シーンの演出。その内容は、胸が痛くなって、今までモノクロだったのが一気にカラーになるかのようなシーンだった。そこではじめて映画の意味が動きはじめ、伝わりはじめて、クライマックスにつながるシーン。そのシーンが印象深い。
マザコンの男の子とママの対応はコメディ。また、大学生と付き合ってる女教師が、バスの中で子供泣かすとことか、若い彼氏の友達たちとの食事で切れまくる、彼女の心は笑える通り越して、イタかった。
ラストス空からダイビングするおばあちゃんいるんだけど、あれCGなんでしょうか?ほんとうに飛んだとしたら、😱。すご〜い。
いろんな、いろんな、母と子のオムニバスがフランス風に描かれてました。

上映前にフィフィのトークが30分弱ありました。

母が年を取っても、亡くなったとしても、自分の中での母の存在は、子供のときにうける、絶対の存在なんだ‼️と感じます。そして、それは、色々違えども、世界共通。時代を経ても共通な認識だと教えてくれる映画だと思います。「日本の家族たち」を、日本の役者で観てみたいです。
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