マッキー

浅田家!のマッキーのレビュー・感想・評価

浅田家!(2020年製作の映画)
3.5
実話が元なんですね。

前半は家族愛に溢れた
コミカルなお話でしたが、

弟の政志(二宮和也)の
自由奔放な性格や生き方が…
羨ましいけど身近にいたら
迷惑だな🌀と苦手なタイプで😅

自由に生きる人がフューチャーされる
ことってよくあるけど、その背景には
周りの人達の犠牲や理解や支えがあって
成り立ってたりする。

でも当人はあまり気にしてない、
っていう構図があまり好きでは
ないんですよねー⤵️

政志もそういう感じがして
主人公ながらにあまり
好きになれないキャラでした💦
ま、本音では感謝してる
のかもしれませんけど。


さて、
家族を巻き込んでのいろんな
シチュエーションの家族写真。
ま、これは楽しそう😁

ご両親も楽しそうでしたが、
お兄さんはよく付き合ったなぁ…

しかも消防車やらF1やら屋敷やら
場所や物の使用交渉まで兄貴の役回り💦

お前(弟)がやれよ💢 笑

振り返れば結果、兄貴にとっても
楽しい思い出だろうし
親への想いや弟への嫉妬や情など
いろいろ複雑な感情もあって
付き合ってたんだろうけど、

嫌々だったらキツいよな…💦
口では嫌がってたけど
意外とこういうのが好きだったのか
実際のところどうだったんだろ…


そして、
自身の家族写真を通して、
他人の家族写真を撮り始める政志、、、
初めての家族には思い入れも強い♡


そして中盤、東北大震災が起きてからの
「尋ね人探し」からつながった
「写真返却ボランティア」の話は
一気に重く苦しい話でした。。。

被災地に取り残された泥だらけの写真。
写真の洗浄、飾られた写真の数々…
良かれと思って始めた学生の苦悩や葛藤…

学生さん…【菅田将暉】さんだ!✨
オーラがなさすぎてびっくりしました😁
役者ってすごい(..›ᴗ‹..) 笑

実際にも、
罵声を浴びせられたり
冷ややかな目で見られることも
たくさんあったかもしれない…

それでもやはり〈写真〉には
魅力的な力が詰まっていて、
人を癒したり救ったり希望を持てたり✨

政志の写真家としての葛藤や自信喪失
の様子はちょっと分かりづらく、
もう少し欲しかった気もしますが。

でも、家族写真を撮ってきた
政志だからこその感性と
〝このボランティア活動〟を通して
思い知った写真の力を信じて

ある家族の写真撮影エピソードも
いいお話でした( ´ ▽ ` )♡

ただ・・・

寒そうなのがちょっとかわいそうだったけど 笑
マッキー

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