ものすごい感動系かと思いきや、結構コメディなのが良かった。変な顔や服を着て笑わせるコメディがわたは苦手だが、ここで言うコメディは、シュールさ等を上手く使った笑わせ方だったので個人的には好きなコメディだった。
写真というものの良さを存分に伝えた作品だったと思う。それも写真を撮るためにガッツリ構えているの半分、素の瞬間半分の絶妙なラインを写真に収めている浅田さんが凄いなと。
あんな写真を撮れたら一生宝物になると思う。劇中ナレーションで挟まれる「写真はその記憶を蘇らせる為の瞬間の一部を切り取ったもの」みたいな台詞があって、常々その通りだと思うので写真に収めていた気持ちを思い出した。
やっぱり写真って良いな。覚えてるつもりで覚えてなかった事を思い出させてくれる日常の切り取りを、もう少しまた残していきたいと思う。
支える家族のユーモア含め、素敵な作品でした。
