『レディ・バード』的な独り立ちと家族との対話をベースにしつつもロンドンらしい幽霊譚あり、煌びやかかつ男性中心主義の60年代ロンドンへの情景と戒めもありイギリスのポンジュノ、イギリスの『パラサイト』と言っても過言ではない！
今この映画を作る理由的なことを考えた時に、少し弱いのかな？と一瞬思ったが、60年代の日常を現代の女の子が追体験するという構図とその反応によって、映画体験全体としてNo!と主張する本作はエンタメと社会性を高いレベルで両立させていた。
そう考えると『007サンダーボール作戦』は男根主義的な批判としての目配せなのかな
『オールド』もとてもよかったしトーマシン・マッケンジーちゃんはスターになって欲しい！
