ぶんたん0123

ラストナイト・イン・ソーホーのぶんたん0123のレビュー・感想・評価

4.0
60年代ロンドンの煌びやかな美しさとその美しさの裏側に隠れた恐怖を現代と交差させながら描いた新感覚でとても見応えのある作品だった。

ネオンサインが彩る幻想的な映像や当時の音楽、ファッションなどとにかく華やかで魅了される。ジャンルもミュージカルかと思えば青春、SF、サスペンス、ホラーへと駆け巡り先の読めないストーリーとラストに畳み掛ける展開は見事。

異なる時代の女性を演じるトーマシン・マッケンジーもアニャ・テイラー=ジョイもまたそれぞれの魅力があって素敵だったし2人が鏡越しやダンスをしながらシンクロする演出も巧みで面白い。