シマリン

ラストナイト・イン・ソーホーのシマリンのレビュー・感想・評価

3.5
夢の中で過去の人物とクロスする系のサイコホラー。
ファッションデザイナーになるため、田舎からロンドンに出てくるエリー。元々人には見えない過去の幻影が見えてしまうのだが、寮に馴染めなかったことで引っ越したソーホーで、ある女性とシンクロし、過去の事件に巻き込まれていく。

60年代ロンドンはきらびやかで複雑。外側はきれいだけど、裏側はダーティー。そんな街に実際に来たかのような映像美とカメラワークが素晴らしかった。
ストーリーも最後まで目が離せない構成で、サンディの記憶を追体験させるような流れが良かった。

ここ数年話題作出まくりのトーマシン・マッケンジーとアニャ・テイラー=ジョイも素晴らしくて、ストーリーも相まってすごい感情移入した。
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