ベイビードライバーのエドガーライト監督作。60年代のロンドン、ソーホー地区を舞台としたスリラー作品。
主演のトーマサインマッケンジー、アニャテイラージョイが魅力的なのもさることながら、ファッションや音楽が美しかった。
物語の展開的には、搾取される女性性に立ち向かう話かと思いきや(鑑賞前はプロミシングヤングウーマンや最後の決闘裁判のような精神性かと想像していた)、途中から風向きが変わる。この点をどう捉えるかで本作の評価が変わってくると思う。
個人的にはその点正直ちょっとモヤッと感じているので3.7に。
とはいえ音楽や撮影や衣装、登場人物は魅力がいっぱいのでその点は楽しめた。
是非劇場のスクリーンで60年代イギリスを味わおう。