割と冒頭で示されるテーマはわかりやすいし、そのためのホラー演出なんだろうけどちょっとクドいな〜とか、これ最後どうすんだとか思いながら見てたら、それらに気を取られたのか思いつけなかったそこまで難しくもなさそうなカラクリと、その意味が示された瞬間にシビれてしまった…そしてその後ちょっと泣いた…。
冷静に見ると、キャラクターやストーリーに一部安易な部分があるのは確かにそうかもしれないのだが、最近まさにこんなテーマについて考えたことがあったので、タイミングも込みでかなりヒットしてしまった。
しかしカップルで観に来てた人、どういう気持ちになったんだろうか。「あえて言うなら」イイ感じになってきた女の子とのデートムービーにこれ選んじゃったらその日は多分だけどヤれないっすよ…って話。
実は全男子必見、震えて眠ります…押忍…。
以下ちょびっとネタバレ、と言うほどかわからないが、個人的に地味なハイライトとして、クラブから飛び出した後家に誘った時に見せた青年の顔とセリフ、ああいうちゃんと相手を思いやれるような人でもいざあんなシチュエーションになると、ちょっとそういう部分が顔を見せてしまう(それであの青年の人間性自体が否定されるわけではない微妙なバランス)ってシーンだと個人的には思っていて(違うかも)、あんな機会は人に比べて少なかった人生だけど、確実にああなってたかと思うとなんか、押忍…。