ホラーやけど、何故かオシャレな映画だった。1960年代の曲、雰囲気を再現しているからかな。
主人公のエロイーズが、60年代のロンドンが好きで、普段聴いている曲も60年代、服も60年代を真似しているのが、めっちゃ共感した。自分も70年代や80年代の古いレトロな雰囲気が好きで、髪型とか服とか音楽とか真似したりするし笑。
そんなエロイーズは、奇妙な第六感の持ち主で、夢でサンディとして60年代に行ってしまう。そのシーンでの60年代の雰囲気最高やし、劇中でエロイーズが聞いている60年代の曲が流れて、今にも踊り出したくなるような気分になった。すぐにサントラダウロードした笑。
しかし、徐々にホラーな雰囲気に包まれていって、引き込まれていった。
ホラー映画はあまり見ないので、分からないが、斬新な発想のホラーな気がした。
ホラーのみの演出はありきたりかもしれないが、全体としてみた時に、斬新やったのかな。最初ミュージカル映画かのような始まりから、デザイナーを夢見る少女の青春映画のようになって、ホラーになる。
だんだんジャンルが変わっていくような気がして、見ていて飽きなかった。
また、キャストの主人公のエロイーズとサンディ役を務めた、トーマシン・マッケンジーとアニャ・テイラー=ジョイが良すぎた。
まず、トーマシン・マッケンジーは、今年「オールド」にも出演しており、その時からお人形さんみたいな綺麗な人やなぁと思ってた笑。今作では、さらに綺麗になったのでは!笑。ずっと見ていれられる存在だった。
特に60年代の衣装に身を包んでいる時は、最高やった。
次に、アニャ・テイラー=ジョイは、何か引き込まれてしまうような存在だった。顔も勿論、綺麗なのだが、演技がそうさせているのか、なぜか見入ってしまう。また、60年代の歌手を夢見る少女としてピッタリの配役だったのではないかなと思う。
今作は、エドガー・ライト監督の作品ということで、「ベイビー・ドライバー」も非常によかったので、他の作品も見てみたいと思った。
個人的に、今年観た新作映画でNo.1でした。