人によっては見てて辛いシーンもあるかもしれません。
冒頭のドレスや、中盤以降のエナメルコートなど洋服類を見てて楽しかったです。
アクセサリーや足元に注目出来ていなかったので、また見ても良いかな。
最後の最後、男たちのシーンはかなりチープで笑っちゃったんですけど、それでいいんですよね?
そこをどう取るかで評価が分かれそうですが、男性の愚かしさを反映したコメディな部分だと思うことにしました。
トーマシン・マッケンジーの正統派美人が変化していく様、アニャのややファニーながらも目の離せないやんちゃな可憐?さ、マット・スミスのジゴロな振る舞い(序盤のダンスとタバコ吸うシーンがよい)…など、俳優たちが光っていたと思います。
映画全体まとまっており、緩急つけた演出が飽きさせずテンポよいです。
演出や色味など、まるでディズニーのアトラクションに乗ってるような感じがしました。
サスペンス味を増すための音楽も、主人公の聴く音楽との差異により、切れ味が増している気がしました。
ベイビードライバーは前半がかっこよかったのですがその時点がクライマックスに来てしまい、後半にかけて尻すぼみ感があったので、この作品も途中息切れしないか心配でしたが、まったくの杞憂でしたね。
ところで最近の映画は、着想要因とかストーリーのアンサーになるような音楽をスタッフロールで流すのが流行りなんでしょうか?