チョコミント

ラストナイト・イン・ソーホーのチョコミントのレビュー・感想・評価

4.5
ファッションデザイナー志望の死者が視える能力を持つエロイーズ(トーマシン・マッケンジー)は、ロンドンのソーホーにあるデザイン専門学校に入学するが、寮生活に向かず一人暮らしをすることに。
古いアパートの屋根裏部屋で暮らし始めた彼女は、1960年代のソーホーにいる夢を見る。
エロイーズは夢の中で、歌手を夢見るサンディ(アニャ・テイラー=ジョイ)と出会い、夢を見る度に肉体的にも感覚的にも彼女と次第にシンクロしていく…。

最初はおばあちゃんの家から始まり、寮では同室の女の子のグルーブに虐められたりからかわれたり陰口を叩かれたりと散々な目に逢い、早々にアパートでひとり暮らしを始めたエロイーズ。

寮の辺りはありがちなシーンなので少し退屈かも知れないが、引っ越してからのタイムスリップした描写がとても素晴らしい。
建物、装飾、ドレス、サンディのファーストダンスもとても可愛くて、まるでファンタジーのように素敵。
そのサンディの夢を見る毎にサンディの顔つきが変わっていく様もとても良い。
適度なグロ描写、ゴア描写もアクセント。
サンディに虜になってシンクロし過ぎたエロイーズは見たくないものまで見てしまう事に。

何よりもラストのどんでん返しが本当に秀逸で一瞬たりとも見逃せない。
未見の方は是非‼️
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