しゅーくりーむ

ラストナイト・イン・ソーホーのしゅーくりーむのレビュー・感想・評価

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すごい映画だった。想像してたくらいには、やっぱり結構くる。主人公の子が服飾専門ということと、ソーホーのネオンの雰囲気と監督の良さがめちゃめちゃ出てた。映像のつくりがすごい。ダンスシーン含め、引き込まれる。話もかなり衝撃だったし、2時間全然飽きなかった。夢を叶えるために、どれだけ女性が苦難を強いられてきたのか、見ていて辛かった。60年代ロンドンという華やかな場所の裏で、こういうことは決して作り話ではなく本当にあったのだと思う。映像と音楽に惹かれる反面、見ていて気持ちいいものでは無いしきついけど、見終わったあとの余韻も大きい。トーマシン・マッケンジーとアニャ・テイラージョイの組み合わせが最高によかった。