ホラー…?いや、これジャンル何や!?
ファッションデザイナーを目指すエロイーズは、夢のなかで歌手を目指す女性サンディと意識を共有するようになる。
過去と現在、夢と現実を行ったり来たり。
60年代イギリスの雰囲気も相まって、私の脳ミソも完全に現実から離れていた。
しかし、夢はいつかは覚めるもの。ずっと付き纏っていた不気味な影が露わになったとき、物語は全く違う表情をみせる。
令和の時代に、わざわざホラーのような装いで60年代のショービジネスを取り上げたのにも、意図がありそう。今でも、その不気味な影は蠢いているんかもしれん。