ロンドンに行きたくなる（と同時に行きたくなくなる）作品だ！
・ニンニク程度でどうこうできる？
・（少なくとも傍から見れば）殺人未遂は有耶無耶になっていいんだろうか
・サンディは整形したってことでいいんだよね？ 顔違いすぎるけどそういうもん？
みたいなどうでもいい、しかし個人的には無視できないポイントはあるが、面白くないわけはない。
『お嬢さん』がオールタイムベストのひとつである人間としては、画面を眺めているだけでイけます。
過去の美しさと醜さ、男女の非対称性など、色々なテーマが鏡や赤いライトに乗せて突きつけられる様はとても気持ちがいい！
けれど、ラストの展開にはどうも気持ちよくなれず。死んだ男共の亡霊が「俺たちのために殺してくれ」と言うのを「うるせぇ」と突っ撥ねるところはよかったが……
それから、『パラサイト』なり『マリグナント』なり、ここ最近のブームなのかジャンルを横断する映画は大好物中の大好物だが、ホラー描写が……
エドガー・ライトってストレートなホラーあまり得意じゃない！？ と思ってしまったり。ジャンプスケア一辺倒だし、そのジャンプスケアも良いなと思えるものは一つもなかったです。
家たん燃え〜
