ヤンキー女子高生3 埼玉最強伝説のFREDDYのネタバレレビュー・内容・結末

小南敏也が監督、横山美雪が主演を務めた青春アクション『ヤンキー女子高生』シリーズの第3作である本作は、自らが率いる男勝りの武闘派暴走族"第26代城南一家"のメンバーで同級生の気の強い明日香、将来を期待される秀才の未来、そして恋に悩む遥とともに対立関係にある暴走族"黒針剣"と凌ぎを削りながらも楽しい毎日を過ごしていた綾乃が、それぞれが抱える悩みに直面し友情に亀裂が生じてしまったことで将来を見据えた城南一家の解散集会を模索していた中"黒針剣"のメンバーと交際していた遥が集団暴行に遭ってしまったことで、復讐を果たすべく"黒針剣"に戦いを挑んでいく様が描かれた作品となっているのだが、今作ではそれぞれに悩みを抱えた4人の女子高生の友情が描かれた内容となっていて、コメディテイストだった前作とは打って変わって青春ドラマに重きを置いた作品となっていますし、最後まで飽きずに視聴はできました。ただ、前作、前々作と比べるとキャスト陣の演技はとにかく微妙としか言いようがなく、ヒロインが4人となったことでそれが余計際立って見えてしまう点は気になるところですし、やはりキャスト目的の視聴くらいしか需要はないかと。