自身と親友の病気を治すために行った実験により、吸血鬼(のような、人の血を欲する超人)になってしまった男の話……ということで、昔懐かし定番ホラー演出+ヒーローアクションという感じで、個人的には面白かったです。
スパイダーマンのヴィランということで、ヒーロー映画を意識して観てしまうと少し物足りないかもしれませんね。
でもヴェノムの例があるので、スパイダーマンのヴィランだけど、極悪なヴィラン誕生…みたいには見せないだろうなと思ってたので、私はそこまで気にならなかったです。
尺はもっととっても良いのではとも思いましたが。しかしこちらもルシアンが頑なにマイロと名乗り続けている点含め、マット・スミスの台詞と行動の端々から二人の友情の深さは十分伝わってきましたし、吹替も中村悠一さんと杉田智和さんなので、これ以上は蛇足かなという気もしますね。
とにもかくにもソニーユニバースでのマルチバース展開が今後どうなっていくのかとても楽しみです。
