アガサクリスティの古典推理小説ポアロが活躍する第二弾オリエントが一度しか使えないトリックに対して本作はオーソドックスで転用可能な感じが強く前作よりクラシックさ目立つ最もゴージャス⭐︎な土曜ワイド劇場を見てる様だ。未読だが原作を再現しながらポアロの過去やジェンダーな会話配役辺りは脚色が入っている気がする。
愛憎をテーマに全員に動機とアリバイがありながら起こる連続殺人事件に挑むポアロ、人物描写に半分の尺を使い後半怒涛の殺人から事情聴取により浮き上がる彼らの陰を見る。前作同様のゴージャス⭐︎で迫力の映像で古典を現代に甦らせた。原作知らないので犯人探しも楽しめたが前作程のインパクトは無かった。