Jumblesoul

華麗なるギャツビーのJumblesoulのレビュー・感想・評価

華麗なるギャツビー(1974年製作の映画)
3.0
F・スコット・フィッツジェラルドの代表作である恋愛悲劇の映画化作品。脚本はフランシス・フォード・コッポラ。
主演のレッドフォード以下、ブルース・ダーンやサム・ウォーターストン等、俳優として一番充実した時期らしく演技が輝いている。
欠点といえば、ヒロインのディジー役、ミア・ファローがどうもパッとしない。富豪でイケメン、頭も切れるキャラのギャツビーがメロメロになるような魅力を演出できていない。むしろジョーダン役のロイス・チャイルズの方がイイ女に見える。
そして女優陣の中ではカレン・ブラックが上手い!短い出演時間に汚れ役ではあるが、印象に残る芝居を見せてくれる。
物語の結末は強引な展開が不満。いくら何でも偶然が重なりすぎでしょ。
ネルソン・リドルによる音楽、アーヴィング・バーリン作の主題歌『What'll I Do』が美しかった。
Jumblesoul

Jumblesoul