「ベイビーわるきゅーれ」「黄龍の村」などで知られる阪元裕吾監督作。
阪元監督自身が映画、「ベイビーわるきゅーれ」を撮る為に国岡という殺し屋に密着取材をするおはなし。
全編阪元監督の手持ちカメラで撮られている作品で、内容はフェイクドキュメンタリー。
まあ良くも悪くも万人受けルートに入ってからの阪元監督作という感じ。
展開はとても分かりやすくかなり映画的。ただ、問題となる映像が、日本なのに当たり前のように銃を持っている登場人物大半。そして所構わず発砲したり、誰々と何々が闘ったりするアクション。
可能な限り映し出されたリアリティの中でちらほらと見えるフィクションがジワっと来て笑ってしまう事もあるんだけど、全体を通して特にずば抜けた所は無いイメージ。
そもそもこの手の映画で完全なるリアリティを出すのは難しいし、銃とかそういうのは全然良いんだけど、クライマックス（最後）の格闘アクション時のカットに違和感を持っちゃってダメだった。
視聴 2024年4月3日
