「ババ抜き…」
「母ちゃん…」
「しまった!私抜きか…!」
ここが一番笑いました。
日常が徐々に侵食されていく。
明るく楽しそうな雰囲気なのに何故か不気味に感じる不思議な恐怖感が印象的。
ここまで不穏な事やっておいてクライマックスはコミカルでバカバカしい。
ダンス・ババ抜き・追いかけっこの3本勝負は名シーン。
その他、雛形あきこの天丼ネタやぶりぶりざえもんのゲスっぷりなどギャグも冴えてます。
ただ改めて見るとストーリー的にはご都合主義なところがかなり強い。
"すげーなすごいです"があまりにも万能過ぎたり、マカオとジョマの弱点について流れをぶった斬って説明をねじ込んだりとかなり荒い。
本来子供向け映画なのでそれでも良いけど、1本の映画としてはちょっと過大評価な気はします。
しかしアニメーションとギャグの面白さは間違いないとは思います。